不妊の検査について

検査の前に行っておきたいこと

医療機関にて本格的な検査を受ける前に、是非しておきたいことは月経周期や排卵の状態を判断するのに役立つ基礎体温の測定です。基礎体温を定期的に測定することで、排卵の時期を知ったり体調の変化を記録できます。この基礎体温表は、不妊治療を行う上でも重要なデータになりますので、日頃から習慣付けておくことが望ましいでしょう。基礎体温は、安静時の体温を測るもので、朝目が覚めたときに仰臥したまま測定します。体温計は、デジタル式のものと水銀体温計が市販されています。デジタルはすぐに測定できるため手軽に使えるものの、体温をある程度予測して判定するために、多少の誤差が出ます。婦人用の水銀体温計は、測定時間がだいたい5分ほどかかりますが、正確な数値を知ることができるために医師はこちらを勧める場合が多いようです。

基礎体温表は、生理の開始日を第一日目として書き込んでいきます。毎日同じ時間帯に測定するのが望ましく、またある程度睡眠を十分に取っていないと正確な体温の比較にはなりませんので注意が必要です。基礎体温表には、体温のほかにおりものの様子や、性交の有無、不正出血、薬の使用状況等体調の変化に影響することはすべて記入しておきます。健康な女性の基礎体温は、低温相と高温相にはっきりと差異があります。もし低温相があるだけで高温相がない場合は、生理があっても排卵が起こっていない恐れがあります。